三行で言うと、
落ち込むこともあるけれど私は元気
で
す
失敗をして、自分で本当に失敗だったと思ってるかどうかもあやしかったり具体的にどこが失敗だったかすぐに言えない辺りが正にな失敗をして、今日の帰り道は普段の三十倍の注意を払ってよくよく点灯確認をして耳にアレをふわっとさせつつ帰るかな、闇に紛れるし、と思いつつ耳にアレをふわっとさせつつ帰った。
iPodはいつもランダム再生にしているので、何曲目かに高校の時にはじめて作ったラジオドラマが流れてきた。
「それじゃあさっそく席替えのクジを引いてもらいます」
BGM「ポケモン!ゲットだぜ!! ♪~~~~~~」
から始まる先輩が脚本を書いたラジオドラマ。BGMは大会が終わった後にふざけて付けたものなので本来のVerには入ってない。本来の方はBGMとかSEとか一切なかった。そこまで辿りつけなかった的な理由により。たぶんなかったはず。そんな放送部にいました。
そのラジオドラマはiPodをパソコンに同期させた時に紛れ込んで以来ずっとそのままにしてある音声ファイルで、いつもランダム再生で流れてきた時はうわああああーーーーーーーってすぐ『→』を押すんだけど、なんか、この時と比べたら成長していると言えるんじゃないか、とか、BGMの『めざせポケモンマスター』が人を励ますようなエネルギーに溢れていたので、久しぶりに聞いてみた。
今でこそ言えますけど、先輩の脚本(のようなもの)はノートに手で書かれていて読むのも一苦労な上に、当時の僕の知っている文章やテレビドラマやラジオドラマやアニメとは違うもので、僕は特別におもしろいものだとは思ってなかった。でも何故だか「これを完成させないといけない」と思っていたので、「おもしろくない」という言葉を使わないように、バレないように「ココこうしませんか?」って意見したりしてた。
バレてたけど。「おもしろくないと思ってんでしょ?」みたいなこと言われたけど。ばれてるー!ってドキドキしながら「そんなことないですよーーー」とか言ってた。頑張って全力で視点を変えまくって良いところを探しまくるという、嘘だけど嘘じゃない、少し嘘な感じ。
そんな風にどうしようもない脚本だと思っていたんだけど、ちょうど満三年ぐらい経って聴いてみると、先輩はこう思ってて、こういう感じのモノを作りたかったんだろうなーというのが三年前より視える気がした。先輩は進学特別コースというちょーー勉強しまっせーーーなところいて、「こんな勉強してるけど勉強ばっかしてていいのか?でも勉強しないと将来不安。でもなー」みたいな問題意識を持ってたんだと今なら思う。
三年前もそう思った記憶はある。最も悪い可能性として、「透けて見え過ぎですよ先輩・・・」ぐらい思ってたかもしれん。先輩の脚本は生の欲求が出過ぎてて、自己言及しまくってて、「恥ずかしいもの」だと思ってた。ひょっとすると、自分の都合に合わせて記憶を書き換えてるのかもしれないけど、「でもそういうのもひとつの本当」とも思ってたかもしれない。隠さない感じ。過去にそういうのものを「表現のつよさ」って先生とかが言ってた気もする。
そういう生の気持ちが、三年経ってもっともっとよく視える(ような気がする)方に変形したおかげで視えるようになって、当時もそうだとは想像してたけど、先輩もいろいろ思って生活してたことがわかったような気がした。
当時、顧問先生から先輩の脚本へ対する敬意の表し方や扱い方と自分の気持ちにギャップを感じたことがあったんだけど、先生は僕より「先輩はいろいろ思って生活している」ということが視えていたのだと思う。だから、今ならもっと敬意をもって「ここはこういうことですよね?だったらこうしたらどうっすかね?」って言えて、もっとよいものにできる気がする。
という「もっとよりよいものにできる気がする」ことを思えたから、聴いて今の励みになったんだと思う。
最後まで聴くために遠回りして帰ってたら、同じくiPodに入ってる最後に作ったラジオドラマも聴いてみようと思った。高校三年の時のやつ。脚本と収録と編集と所謂ディレクションっぽいことは全部担当したやつ(たぶん)。だけど一人で作りましたなんてぜんぜんぜんぜん言えないやつ。ほんといえない。こっちのは、先輩の脚本のラジオドラマよりおもしろい自信あります。と思いながら聴いたんだけど、やっぱうわああああーーーーってなるところがいくつもあった。
「変な人」みたいなキャラクターって一番組につき一人のことが多いけど、この時作ったラジオドラマ、『チクワ部』って言うんですけど、『チクワ部』には「謎キャラ担当」みたいな人物を二人出していて、あぁこの時の僕にとってはこの役をやって貰った二人は並べ奉る大きな対象だったんだー名字同じだしとか思ったり、わーーー完全にすべってるーーー全部ーーー俺のせーーーーいーーーーーーとか、ほんとチクワの神様役とか先生のモノマネ(ほとんどオリジナルの域)みたいな役とかよくやってくれたなーとか、ありがとうごめんありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめん思いながら聴いてた。
他にも、
・冒頭にホトトギスが鳴くところがあって「ホトトギスは人がいると鳴く」っていうことを最近サウンド実習の先生に教えてもらったんだけど、全然そんなこと知らなかったけど偶然人が登場するのに合わせてあたかもそのことを知ってたみたいに勘違いする人がいたかもしれないと妄想。
・話が無茶苦茶なのはもう慣れてしまってて、今さらどうとかは思わなかった。
・僕のたまたま入った放送部は県大会のドキュメンタリー部門で毎回良い成績をとって、その先の全国大会に毎年いってますみたいな放送部だったんだけど、それは部員が超熱心に活動しているからというよりは、顧問先生が地方テレビ局のニュースとか作ってた所謂元プロの人だったので、先生の言うとおりやってれば、ある一定の質のものにはなって、乗っかってるだけで全国大会行けますってなってて、それってどうなの?とかそもそもなんでこれやってるんだっけ、みたいな問題意識が、自分で作ったから当たり前なんだけど、『チクワ部』から透けてみえるなーと思った。ていうかまんま。
・ここは『チクワブ部』の説明をするべきなのに『チクワブ』の説明しちゃってるとか。何回も聴いて何回も聴き直してるけど今日聴くまでまったく気づかんかった。
・ホントこんなのよくやってくれたなー
・「「いやだー!」」ってなんだよーーーーーーうわーーーーーーー
・なんだこれwwwwwwwwwww
・無理がwwwwwあるwwwwwwwww
・チクワの神様の呪文は割によくできたと思う。演者がよかったな!
・なにそれwwwwwwwwwwwwwwwww
・意味ありげなんだけど何の意味もない落ち。でも?意味?なーーーーい
・チクワ咥えながら喋るシーンは、ちゃんとチクワ咥えながら喋ってもらうべきだった。
・先輩の脚本のラジオドラマでの経験があったから作れた『チクワ部』だと本当に思う。先輩は「お前のいい話でしたネズミ講にまき込むんじゃねえ」っていうか「だれだっけ?」って言うと思うけど。先輩が女子だったらラノベっぽかったのにーー!。
などなど思いました。
ちょっと前のものを見てみるのも、思いの他に元気が出ていいかもしれんとか高校三年生のこと
をいつまでも思い出して「なかなか頑張ってたなー」とかそこまで遡らないとないのかよ!とも思う。
『チクワ部』の再生が終わった後にランダム機能によっていつ入れたか覚えてないメルトの歌ってみたの合わせてみたの何かが再生されてエンディングみたいになって、同じiPodに入れてなんかごめんって思った。
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